Brunello Di Montalcino Il Paradiso Di Manfredi 2002

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セパージュ:サンジョヴェーゼ・グロッソ(ブルネッロ)100%

2010年7月18日抜栓。コルクが途中で折れてしまいました。なんとか抜栓できました。コルクが折れてしまったため何が描いてあるのかよくわかりません。グラスはリーデルボルドータイプのものを使用。抜栓直後より杏の甘い香りが漂っていました。グラスに注ぐと、色はルビーとガーネットが混ざった色、比較的濃い色です。ちょっとくすんだ感じ。決して濁っているわけではありません。8年の歳月を感じます。脚も十分です。アルコール度数13.5度。最初の薫りは、野ぶどう、杏、ややスパイシーでacidを感じます。ややバニラっぽい感じの香りも感じてきます。スワリングによりそれらの香りが強調され、さらに八角系の香りが混ざってきます。けっこう心に響く感じの香りです。時間と共に強くなるわけではありませんが、衰えません。口にふくむと、かなり甘い印象で、野いちご、杏、ブラックベリーのニュアンスを感じます。中程から終わりにかけて軽度の酸味を感じます。時間と共に杏のニュアンスが出てきます。しかし、いかんせん複雑さがあまり感じられません。粗度はすぅ〜っと素直に通って行きます。味としては単調で、飲みやすいですが値段を考えるとコストパフォーマンスは悪いと思います。あとほんのちょっと複雑性があってもいいかなと思いました。もう少し安くてもいいかな。