Chateau Figeac 2001

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-81.html

セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン35%、メルロー30%、カベルネ・フラン35%

ワインダールよりオークションにて購入。7700円。
2010年7月17日抜栓。コルクにはVintageとChateau名が刻印されていました.液漏れなし.とてもいい状態です.アルコール度数はレベルに13度と書いてありました.ロットナンバーがついていて、037498と書いてあります.デカンタージュしました。澱はそんなにありませんでした.デカンタージュしているそばからまわりにはカシスの香りが漂ってきます.グラスはリーデルボルドータイプのものを使用しました.温度はだいたい16〜17度くらいでしょうか。色は結構濃いしっかりとしたガーネット。エッジもまだまだしっかりとしています.とても綺麗な色です.カシス、ラズベリー、黒インクの香り、スワリングによってやや酸味を帯びた香りがちょっと出てきます.嗅いでいてとても心地よい香りです.娘さんは酸っぱい匂い、と言っていました.とてもフレッシュ.徐々にオレンジ系(柑橘系)の香りも感じます.非常にデリケート、繊細な香りです.時間が立っても、果実香は変わりません.ほんと繊細な、しかし、か細い分けではなく、鼻の奥にどどーんと入り込んできます.ずっと嗅いでいると、鼻がしびれてきます。徐々にややミント系のすぅーっとした香りが混ざってきます.時間が立った段階で娘さんにもういちど聞いてみると焼いた茄子の匂いがすると言っていました.たしかに、青野菜系の香りもあります。口に含むと、一口目は、なんの引っかかりもなくすーっと喉を通っていきます.カシス、ベリー、インクのニュアンスが絡み合い、程よい酸味を舌に感じながら、タンニンはほぼこなれてシルクのようです.ボルドーとしては酸味がやや強い感じがしますが、味も繊細でとても飲みやすい.時間とともに黒砂糖のニュアンスが本のちょっと出てくる感じがします.ワイン単独で十分楽しめます.これ、旨いです.