Chateau Margaux 2004

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-541.html

セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン75% メルロ20% カベルネ・フランとプティ・ヴェルドで5%

尾張一宮・河野酒店さんよりオークションで落札。実は、750mlだと思い込み、20000円を入札。入札確定直後に375mlだと判明した次第。とほほほほ・・・・・・
結構高いハーフボトルのマルゴーになりました。
2010年7月23日抜栓。厚さにかまけて抜栓してしまいました。コルクにはVintage、Chateau名、Chateauの絵が刻印されています。ハーフですがしっかりとしたコルク。液漏れはありません。約11度くらいの温度で抜栓してから室温で約1時間ほどおいておきました。グラスはリーデルボルドータイプのものを使用。ちょっと部屋が暑かったので、1時間おいた後グラスに注ぎましたが、汗かくだけでまだ冷えていました。さらに30分ぐらい放置。その間に香りがグラスから溢れでてきます。色は、濃いガーネットですがとても澄んでいます。グラスのエッジを見ると、まさに紫が見えます。綺麗な色ですが若くてパワフル。でもピュアです。香りは、最初、ブドウ、干しぶどうの香りが感じられ、その次にブルーベリーの酸味を含んだ香りが混ざってきます。スワリングにより、それらにチーズ、ミントの香りが乗っかってきます。ずっと嗅いでいたい香り。そんなにきつくはないが、それでいて複雑、しかもビュア、と相反するニュアンスの香りが入り乱れて存在する、そんな印象をもちました。徐々にバニラのような甘い香りも底に混ざってきます。グラスの脚もしっかりとしています。アルコール度数は13度。さらにさらに、ソ連等の香りにカシスっぽい香りがまざってきました。じっくりと香りを堪能したあとに、口にふくむと、意外や意外、すぅ〜っとしたの上を通って行きます。その後に、タンニンを下に感じ、若さを思わせますが、複雑かつピュアな味わい。ママちゃんは渋いと言っていましたが、それでも飲んでいます。あと5年ほどおいておくともっとタンニンがこなれていい感じになるかもしれません。しかし、今飲んでも十分美味しいことに違いはありません。多分5年くらいたっても、まだまだ今と同じようなフレッシュさが残っているのではないでしょうか。さすがマルゴー侮るなかれ。娘さんも、最初にワインの香りをかいだ後、何回も香りをかぎに戻ってきました。