Beaune Hospices de Beaune Premier Cru Cuvee Hugues et Louis Betault CHARLES VIENOT 1991

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セパージュ:ピノ・ノアール

2010年8月7日抜栓。コルクにはVintageの刻印なし、ネゴシアンで瓶詰めの刻印のみ。液漏れはなさそうだった。コルクの先にはカビがびっしり付いていたが、拭いて綺麗になった。ワインバスケットに入れてサーブ。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。グラスに注ぐと、さっそくベリー系の香りが溢れてきました。色は比較的濃い目のルビー色。全然枯れていません。とても素直なルビーで綺麗な色です。エッジはしっかりとしています。まだオレンジの要素は見えない。香りは、ラズベリー、セメダインの香り、スワリングによって獣っぽい感じ(娘さんは鳥の匂いといっていました)、キノコ、ハーブ系の香りが感じられる。とても複雑で、いい香り。19年の年月を感じさせないフレッシュさもあり、しかしさすが19年という年輪も感じさせる。味わいも複雑で、程よい酸味がとても心地良いです。喉越しもスムーズで、アフターもかなり、鼻のそこから上がってきます。タンニンはこなれていますが、存在感はしっかりとある。これがBeauneなのか〜と思います。とっても紳士的な、それでいて野心が見え隠れする、そんなイメージのワインだと思います。良いワイン!