Bourgogne Domaine Anne Gros 2008

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セパージュ:ピノ・ノアール100%

2010年11月6日抜栓。コルクにはANNE GROSの刻印とBourgogne、2008の刻印あり。液漏れなし。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用しました。色は深いガーネットに紫、黒の要素が入っています。綺麗な色。エッジにはピンクが見えます。脚は細く長い。結構低い温度でグラスに注いだので、最初は香りがあまり立ちませんでしたが、徐々に黒ベリー、ラズベリー系の香り、沈丁花の香り、かすかにきのこ。娘さんは納豆の匂いと言っています。スワリングにより酸味、黒糖のいい香りが加わってきます。娘さんは、いいね〜と言っていました。口にふくむと、適度な酸味がまず口に広がります。エアーと一緒にすると、ラズベリーの果実味が口に広がります。タンニンはかなりしっかりとしていますが、ぜんぜんギスギスしていません。とても酸味と果実味にマッチしたタンニンで、ワインに重さを感じさせています。実は、骨付きのラム肉に合わせたのですが、このときソースにこのワインをちょっと使ってみました。見事マリアージュばっちりでした。時間と共に、ベリー系の香りがどんどんと溢れてきます。そのなかに、カラメル、茸の香りも強く出てきました。ちょっとコストパフォーマンス的には高い感じもしますが、ACブルとして非常によく出来たワインであることにかわりはありません。あと2〜3年おいておくといいかもしれません。