Chambolle Musigny La Combe D'Orveau Domaine Anne Gros 2008

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セパージュ:ピノ・ノアール100%

湘南ワインセラーより購入。6580円。
2011年2月4日抜栓。コルクは比較的長いコルクでChambolle Musigny、Anne Gros、Vintageが刻印されています。液漏れなしでした。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。抜栓後、すこししてからグラスに注ぎました。色はやや紫色のはいったルビー色。さほど濃くなく甘味を想像させるような色合いです。グラスに注いだ直後はそんなに香りは立ちませんでした。まず、グラスに鼻を近づけて香りをみると、フランボワーズ、ブルーベリー、若干ピーマン、青野菜系の香りがします。きっちりと詰まった、というか隙を感じさせない香り。ユーカリのニュアンスもあるかな?スワリングによってそれらの香りに透明感が出てくる印象です。あまり土のニュアンスの香りはありません。徐々に鼻の奥に突き抜けるようなスミレの香り。ミネラル感もとっても豊かに感じられます。いつもいいますが、香りとしては何時までも嗅いでいたい種類の香りです。時間と共に徐々に香りの要素が複雑になってきます。グラスの脚はデリケートな感じです。アルコール度数は13度とラベルに書いてあります。口に含むと、最初、ふわーっと杏、ラズベリーの味が広がります。そのあと、ややタンニンを下に感じますが、とってもシルキーです。そして、程よい酸味が口の中に広がり、ミネラル感も十二分に感じられます。全然雑味なく、とってもピュアな味で、とってもジャミー。濃厚さはなくすぅーっと喉の奥に流れていきますが、そのあとにベリー、スミレ、バラといった感じのアフターが鼻の奥にど〜んと広がっていきます。ママちゃんは飲んだ直後に、「流れ落ちて行く水のカーテンをすっとくぐり抜けて行ったような、そんなイメージのワイン」と言っていました。シャンボールの特徴なんでしょうか、たしかに繊細な、ピュアな、シルキーな上品なワインです。このままおいておいてもいいのでしょうが、今時期に飲むのも全然ありだと思いました。これは美味い!