Reserve de la Comtesse 1995

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セパージュ:カベルネソーヴィニヨン47%、メルロ37%、カベルネフラン9%、プティヴェルド7%

2011年3月20日抜栓。コルクにはワイン名、Vintageが刻印されています。約半分くらい染みていましたが、液漏れはありません。澱を除くためにデカンティングしました。グラスはリーデルボルドータイプを使用。色はけっこう濃いガーネット。16年たっていますがまだまだフレッシュな色です。エッジにはちょっとだけオレンジが見えますが全然大丈夫です。こちらもはじめSO2の匂いがしましたが、時間が経つと匂いも飛んで、最初に土の香りがします。その後、カシス、黒インク、ハーブ、鉄粉、スワリングによりここにややミント系の香りが混ざった感じで香りがはっきりとしてきます。グラスの脚はやや粘稠度が高いです。アルコール度数は12.5%。口にふくむと香りのニュアンスが口の中に入ってきます。その後杏の甘さがすこし広がります。喉越しはすっと流れていきます。アフタは全然ありません。タンニンは完全に溶け込んでいてタニックなニュアンスは全然ありません。跡5年くらい前が最も良かったんではないかな?と思いました。でもこれはこれで果実味がたっぷりのワイン、美味しいワインです。約30分くらいで開いてきました。最初はアフタも感じませんでしたが、徐々に口の中に果実味が広がり、喉の奥を通った後に鼻の奥にフワっと土の香りが上がってきます。グスベリの甘みのようなニュアンスも感じます。なかなか奥行きの深いワインにかわりました。