Chateau Grand Puy Ducasse 1993

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セパージュ:62%カベルネ・ソーヴィニヨン、38%メルロー、5%カベルネ・フラン

2011年5月3日抜栓。コルクにはシャトー名、Vitangeが刻印されています。デカンタージュしました。グラスはリーデルボルドータイプを使用。色はまだガーネット色が残っています。若干ルビー色のニュアンスがでてきていますが、まだまだフレッシュな色です。エッジもしっかりとしています。最初の香りは、カシス、ブラックベリーの香り。また土の香りもしてきます。18年経っており、熟成香というか腐葉土、キノコの香りが結構します。しかし、フレッシュさもしっかりと残っていると思います。アルコール度数は12.5%。脚は中等度。香りは意外と持続していて、徐々にハーブ系のニュアンスが加わってきます。いい香り。口にふくむと、まだまだタンニンを感じますが、けっして渋くなく、やや荒い感じはしますが溶けこむタンニンと言った感じです。ブラックベリーアメリカンチェリー、黒インクの味。デミグラスソースの料理と相性ばっちりです。後半、すこしカラメルのニュアンスが感じられますが、時間と共に味わいが深くなってきます。ミントのニュアンスは強くありませんが飲みやすい古酒といった印象があります。結構美味しいですよ。