Fleur de Clinet 1999

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セパージュ:メルロー90%、カベルネ・フラン10%

ヒラオカでオークションにて購入。3570円。
2011年6月22日に抜栓。コルクにはワイン名、Vintageが刻印されています。しっかりとしたコルク。液漏れはありませんでした。12年の歳月が立っているためデカンタしました。グラスはリーデルボルドータイプを使用。色は結構濃いルビー。いい色ですね〜。エッジもまだしっかりとしていました。少し低めの温度でグラスに注ぎました。脚は比較的濃い目の粘稠性のあるものでした。香りはカシス、カカオ、バニラの香り。そんなに強い香りではありませんがいい香りです。娘さんは一言、「うすい」と。時間が経つとイランイランの香りが混ざってきました。低めの温度で口に含むと、カシス、ブラックチェリーの味を感じることが出来ます。しかし、広がりはなく、すっと喉に流れていきました。タンニンは結構ワインに溶け込んでいましたが、温度が上がるにつれてやや渋味が出てきます。温度と共に酸味が出てきました。ちょっと強い酸味で、ママちゃんは低い温度のほうが美味しいね、と言っていました。メルローチックな甘味を感じることが出来ます。あと2年くらい前に飲んでいたらとってもフレッシュというか力強かったんじゃないかな?と思いました。でも美味しいですよ。なぜだか一本あいちゃいました。