Cote De Nuits Villages Domaine Des Tilleuls Philippe Livera 2008

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-708.html

セパージュ:ピノ・ノアール100%

キタザワで購入。4本セット(9220円)、一本だと2880円。
2011年8月24日抜栓。コルクにはドメイン名が刻印されていました。五分の一くらいまで色ついていた。液漏れはありません。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。色はやや濁った感じのガーネット。比較的濃い色です。グラスに注いでから結構すぐに香りがたってきます。最初は、アメリカンチェリー、舞茸、梅の香り。枯葉のニュアンスも感じます。スワリングするとややスパイシーなニュアンスが加わります。娘さんは「フランスパンの川の焦げた匂い」と言っていました。印象としては香りは力強さを感じます。グラスの脚は細い雫が流れています。さほど粘稠度は高くないのでしょう。すこしすると、グラスの側からブルーベリー系のほのかな香りが流れでてきます。一口目は、どちらかというと濃厚系の味で、酸味も程よく感じます。タンニンもそこそこ主張していますがけっして渋いというわけではありません。しかし奥様は、一口目「渋い」と言っていました。喉越しはすんなりと流れていき、アフタはさほど感じませんが、さわやかなベリー系の後口がのこります。ジュヴレーシャンベルタン系のワインの感じがしました。時間と共に酸味がやや主張していきますが、アフタにベリーの果実味が残るようになってきます。全体的なまとまりは今ひとつですが、結構力強いワインでおいしいと思います。