Vosne Romanee Les Barreaux Anne Gros 2006

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セパージュ:ピノ・ノアール100%

お手軽ワイン館より購入。税込9240円。
2011年9月2日抜栓。コルクにはドメイン名、Vosne Romanee、Vintageが刻印されています。1/4くらいまで色が染みていました。長さは50mm。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。やや低い温度で抜栓しグラスに注ぎました。色はややルビーがかったガーネット。結構濃い印象です。グラスの脚は中等度。そんなに粘稠度はありません。最初の香りは、まさにトリュフ、腐葉土のニュアンスを最初に感じます。とてもエキセントリックな感じです。その奥にラズベリー的な香りがあります。少し時間が経つとベリー系の香りに置き換わってきます。そしてストロベリーの甘さがスワリングによってあらわれてきました。その後、シナモン系のスパイスの香りも混ざってきて複雑さが増していきます。口に含むと、まず最初にベリーの果実味が広がります。そこに程よい綺麗な酸が乗っかってくる感じ。タンニンはあまり感じません。ママちゃんは、スイカ食べた後にワインを飲んでいたせいか、一口目に渋い!と言っていましたが、自分はタンニンはあまり感じません。とてもシルキーなタンニンだと思います。全体的な味わいとして、やっぱりこの手のわいんはピュアです。ミネラルも十二分に筋が通っていて、とっても素直に喉に入っていきます。その後アフタに、なんていうか甘味料のような甘さが口の中に残ります。優しい女性的なワインです。とにかく果実甘味を強烈に感じる。うまい具合に葡萄から抽出したな〜って感じです。いい意味でとてもジャミーなワイン。これ単独で楽しめるワインですが、おもわずガーリックトーストを作って合わせてみました。これがまたなんともいい感じであいますよ〜。バキュバンして保存し、2日目でも、やや酸味が強くなっていますが香りは全然落ちていませんでした。味も繊細さは保っていてアフタの甘味がどっと口の中に広がります。