Chambolle Musigney Les Amoureuses Cellier Des Ursulines 1998

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セパージュ:ピノ・ノアール100%

かわばた酒店より購入。7800円。
2011年10月15日抜栓。コルクには何も刻印されていず。ACブルの時にはなんか文様が刻印さていたんですけどね。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。色は綺麗なルビー。エッジは若干薄くなっています。脚は中等度。やや低い温度でグラスに注ぎました。最初の香りはカシス、ラズベリー。そんなに香りは強くありません。枯れ葉、土の香りも若干香ってきます。優しいニュアンスの香りです。温度が上がってくると、香り自体が沸き立つことはありませんが、複雑さが出てきます。娘さんは最初、匂い弱いね、と言っていましたが、時間が立ってくると、30%くらいのチョコの匂い、と言っていました。その後、ナスの香りと言っています。娘さん、やるな〜。ココア、チョコのニュアンスが時間と共に確かに加わってきます。口に含むと、程よい酸味、タンニンは殆ど感じません。すごく優しい、そして純粋です。後口にやや鉄分っぽい、ミネラリーな感じをうけました。何の抵抗もなくのどの奥に入っていきます。最初、そんなにアフタはないように思いましたが、あとから徐々にベリーの甘味が鼻の奥から上がってきます。二口目、ベリー、いちじくの甘さがとても上品に感じられ、ミネラル感満載! ほんとうに優しい味わいです。さらに時間が立ってくると、舌触りがとても良くなってきます。甘味というか優しさというか、けっこう半端ないですよ。これは、幸せになりますね〜。とても美味いです。食事前に抜栓して、飲んで見ましたが最初、ん?という軽さを感じましたが時間とともに繊細さがどんどん出てきて、出しゃばり過ぎずしかも旨味を存分に表現したワインだと思います。しかもピーマンやインゲン、ナス、ゴボウの天ぷらと合わせて見ましたがこれがなんとも良い感じでマリアージュしました。しかも大根おろしに醤油をかけたのと合わせてもぜんぜん大丈夫なんです。ママちゃんは、女性的だと一言、とてもいいところをついてきます。すげーな。