Bourgogne Pinot Noir Domaine Audiffred 2009

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

カワイ酒店で購入。3200円。
2011年11月16日抜栓。コルクは汎用のものです。液漏れはなし。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。色は比較的濃いルビー色。スワリングして出てくる脚はさっと流れ落ちていきます。最初あまり香りは立ちませんが、柑橘系(オレンジやレモン)、ゆず、草(奥さんは公園の草の香りと言っていました)の香り。いわゆるベリー系の香りはあまりしません。今までにあまり嗅いだことのない香り。スワリングでは全体の香りが強まります。時間と共にすこし香りたつ印象で、ハーブ、特にレモングラスかな?そんなニュアンスの香りがでてきました。口に含むと、葡萄の甘さが前面に出てきます。その後にちょっとトゲトゲとしたタンニンを若干感じます。ニューワールドのピノのようなセメダインの甘さではありませんが、どちらかというとカクテル的な甘さを感じます。非常に飲みやすい。味に複雑さはありません。アフタも殆ど感じません。香りで結構楽しめるワインだと思います。
しかし30分くらいたって温度が若干上がってくると、味わいにも深みが加わってきて、腐葉土のニュアンスが感じられます。そしてミネラル感が徐々に強まってきます。さっきまではアフタをあまり感じませんでしたが、やや金属っぽいニュアンスが舌の上にのこる、そんなミネラリーさが出てきます。うまいですよ、これ!