Chateau La Mouline de Labegorce 1999

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セパージュ:メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%

カワイ酒店で購入。1700円。
2011年11月22日抜栓。コルクにはシャトー名、Vintageが刻印されています。液漏れなし。コルクの1/10くらいのシミあり。コルクの香りには問題ないようでした。念のためデカンタージュしました。あまり澱はありませんでした。グラスはリーデルボルドータイプを使用。色はデカンタから注いだ時には綺麗なルビーですが、もう一歩で褐色になりそうな感じ。しかし、グラスに入ると結構濃いルビーでした。エッジは若干薄くなっています。グラスの脚は中等度の粘稠度。アメリカンチェリー、腐葉土の香りがします。香り自体はあまり強くありませんが、年数の立った香りです。娘さんは青と緑の野菜の臭がすると言っていました。スワリングするとややハーブの香りが加わるように思いますが、そんなに変化はありませんでした。時間と共に柑橘系の香りが加わって来ました。口に含むと最初、とても甘い味を舌に感じました。これはメルローから着ているのではと思います。とても舌触りよくすっと流れていきます。味わいに深みはありませんが飲みやすいワインです。タンニンは殆ど感じません。というかすっかり溶け込んでいると思います。時間が立ってくると酸味が徐々に前面にでてきます。12年の年月が飲みやすくしているんじゃないかな?フレッシュなボルドーのほうが好みの方は枯れていると感じると思いますが、このくらいのボルドーはとても飲みやすいと思いました。しかし、1時間を過ぎたあたりから酸味が強くなり味わいが薄くなってきちゃいました。このくらいの力ということでしょうか。おそらく4〜5年くらい前に飲んでいればもっとすごかったんじゃないかな?