Chateau De Parsac 1999

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セパージュ:メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%

リカーMORISAWAより購入。3本で3999円のうちの1本。
2011年11月25日抜栓。コルクにはVintageとS.A.S CHATEAU DES LAURETS、AOCが刻印されています。液漏れなし。コルクの1/10くらいまでのシミ。コルク臭は特に問題ありませんでした。デカンタージュしましたが、ちょっと澱が入ってしまいました。結構澱多かった。グラスはリーデルボルドータイプを使用。色は比較的濃いルビー。エッジもまだまだしっかりとしています。脚は比較的サラリとした感じ。香りはアメリカンチェリー、チェリー、鉛筆の芯のニュアンス、鉄っぽい香り。スワリングですっとする胡椒のようなニュアンスが加わります。娘さんは黒豆、酢と言っていました。タイプを打つときにグラスを横においておくと、なんとなく豆系の甘い香りがしてきます。香りは全体的にそんなに強くはありません。味わいは、ファーストアタックが甘さ、確かに豆っぽい甘さ、鉄っぽい舌触りを感じます。タンニンは殆ど感じません。絶妙に溶け込んでいます。やはりこのクラスでは複雑な余韻は殆どありませんが、メルローの比率が大きく果実甘味豊富な飲みやすいワインだと思います。空気と共にワインを口の中に入れると一瞬口の中でいろいろな要素が広がりますが、瞬く間にしぼんでいって消えてしまう線香花火のような味わいです。確かにバランスはいい。今日はワインだけで飲みましたが、これは食中にいただくと、結構どんな感じの食材にも合うんじゃないかな?マグロの刺身とか結構ありのような気がします。