Chateauneuf du Pape Domaine Du Pegau 1999

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セパージュ:グルナッシュ75%、シラー20%、ムールヴェードル5%

ヴェリダスより購入。6640円。
2011年12月21日抜栓。コルクには、ドメイン名、ワイン名が刻印されています。結構短いコルク。液漏れはないです。グラスはリーデルボルドータイプを使用しました。色はちょっとばかり褐色のニュアンスが混ざるルビー(いままで、ガーネットとルビーを反対に認識していました。。。)。エッジはやや薄い印象です。しかし、グラスに注ぐと結構濃い色合いになります。なるほどグルナッシュ系の熟成した色。脚は結構ねっとりとした感じ。最初はあまり香り立ちませんでしたが、徐々にスパイシーな香りがたってきます。八角、漢方っぽい感じ、土、キノコ。娘さんは薬局の匂いと言っていました。確かに、いわゆる薬臭い感じってのがぴったりかもしれません。うがい薬っていうか・・・。ホットな刺激的な香りです。オリエンタルな感じ。時間と共にそんな香りが強くなってきます。口に含むと、まずは薬膳っぽい甘さが来て、さっと流れて行きました。アフタに八角のニュアンスが鼻の奥に抜けていきます。結構長いアフタ。ちょっと濃厚な料理との相性はいいと思います。奥さんは薬臭くて、ちょっと渋い、と言っていました。どこか栗の甘さのような要素も感じます。抜栓後約1時間くらいしてからの味わいはとても濃厚で、まだフレッシュさも残っているようです。これはすこし抜栓したあとおいておいたほうが良いですね。自分はタンニンはさほど強く感じず、けっこう良い感じで溶け込んでいると思いました。結構な澱が瓶には残っていました。もう一本あるので、もう少し時間をおいてから、またチャレンジしてみたいと思います。時間と共に、最初感じていたよりも複雑味もあり熟成感も出ていて美味しいワインだと思います。