Nuits Saint Georges Philippe Pacalet 2006

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

リカーショップヒラオカよりオークションで落札。6000円。
2012年1月3日抜栓。コルクには村名、ドメイン名、Vingateが刻印されています。液漏れは全くありませんでした。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。色は、すこしルビーが入ったガーネット。ややどんよりとした色合いで、透明感は少ないです。グラスの脚は中等度の粘稠度です。アルコール度数13.5%。香りは最初、きのこ香、腐葉土の香りがしましたが、少し時間が経つとラズベリー、ブルーベリーの甘い香りがメインにしてきます。娘さんはブルーベリーの薄まった匂いと言っていました。スワリングにより、土の香りが混ざってきます。さらにその後、ベリー系の甘香が強まってきますね。しっかりした印象もあります。さらに時間が経つと、グラスからカラメルっぽい香りが出てきました。口に含むと、なんといったらいいのか最初、きのこ的な味わいを舌の上に感じ、酸味は柑橘系の酸味?、そして喉を通り過ぎるときに、しっかりとしたタンニンが力強く舌の上に乗ってきます。ママちゃんは下につんつんとくる微炭酸を感じると言っています。自分的にはそれを感じることがあまりできないんです。温度が少し上がってくると、かぼす的な酸味を感じます。そして、なんといってもとっても独特な味わいを感じます。茶色っていうか薬草的というか、高麗人参的というか、そんな味わいです。ニュイ・サン・ジョルジュは、大地のダイナミックさをいつも感じますが、それ以上に酵母的な要素もニュアンスとして感じます。これが、みんなの言うパカレ節というやつなんでしょうか?パカレってボージョレ・ヌーヴォーしか飲んだ事無いのでよくわかりません。