Dominus Napa Valley 2000

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン83%、カベルネ・フラン9%、メルロ5%、プティ・ヴェルド3%

LIQUOR WORLDよりオークションで落札。8480円。
2012年1月16日抜栓。コルクにはワイン名、Vitageが刻印されていました。液漏れ全くなし。しっかりとしたコルクです。グラスはリーデルボルドータイプを私用。色は濃いルビー。若干ガーネットが混ざっています。エッジは若干薄め。色合いは綺麗です。脚は比較的粘稠ですが、ちょっと薄い印象。香りは、アメリカンチェリー、ハーブ、ミント、ココアの香り。そんなに強い香りではありませんがとても暖かい香りです。娘さんはパンの匂いと言っていました。そんなニュアンス、酵母の香りも感じます。熟した香り。スワリングでもその要素はあまり変わらず。口に含むとチョコレート、カカオといった味わい。タンニンは強くありませんが、しっかりとしたタニックな要素を舌に感じます。あまり複雑さは感じませんが、陽気な気候のニュアンスが感じ取れます。熟した葡萄!と言った感じ。時間と共にややタンニンが強くなってきます。しかし、喉越しはとても速やかで飲みやすいワイン。後2〜3年早く飲んでいればもう少し力強さがあったかな〜と思いました。これがカリフォルニアのカベルネなんでしょうね。ほんと、何度も言いますが熟してるって感じがします。半分位、ハーブボトルに入れ替えて保存。2日目、香りに落ち着きが出ています。香りの要素は昨日と変わりませんがややボンド的な香りが混ざったかな。味わいは昨日よりもまろやかで飲みやすくなっています。しかも昨日よりも隙間ない感じに変化しました。とても美味しい。なるほど、これがワインの面白いところだと思います。