Bourgogne Domaine Michel Gros 2009

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

セラー専科で購入。1886円。
2012年1月21日抜栓。コルクにはワイン名、ドメイン名、Vintageが刻印されていました。液漏れはなし。しっかりとしたコルクです。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用。色は思ったよりも薄いルビー。結構透明感があります。グラスに注いだあとから木の葉の香りがしてきます。少しおいてから香りを嗅ぐと、ラズベリー、ストロベリーの香り。結構ジャミーなニュアンスを感じます。香り自体はまださほどパワフルではありませんが、爽やかでフレッシュな香りです。若干黒胡椒的な要素も感じます。スワリングではこれらの要素が強まった感じ。グラスの脚は結構粘稠度高いです。娘さんは大根の煮付けの匂いと言っていました。なるほどね〜、そんな感じもありますかね。アルコール度数は13%とラベルに書いてあります。香りの中にはミネラル的なもの、そして結構な酸を感じさせます。口に含むとベリー系の甘さと一緒に酸が口の中に広がり、舌の上を結構なタンニンがかけめぐっていきます。なかなかパワフルで、NSG的な印象。そんなにハーブ的な印象はないんだけどな。2004年とか2001年のBourgogne Haut Cote de Nuitsの時にはあんまりこんな感じはなかったな〜。酸味はありますが、その裏のベリーの甘さが程よい感じです。徐々にグラスから藁の香りにも近い、スモーキーな香りも漂ってきます。アフターには伸びる酸とブルーベリージャムのようなジャミーな感じが合わさって、ふわっと鼻の奥まで上がってきます。さほど長いアフタではありませんが、それなりに楽しめますね。総合してみると飲みやすい美味しいワインです。時間と共に果実甘味がどんどん増していきます。全体的に広がってきて、こうなってくると、全体的に若干の雑味を感じますが、それを差し引いても飲みやすいです。ミシェル・グロと言われているだけのことはあるな、と今回は思いました。値段的にも普段飲むブルゴーニュとしていいな〜と思います。