Franchetti Sicilia 2008

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セパージュ:チェザネーゼ60%、プティ・ヴェルドー40%(プチヴェルド100%というのも)

ゆはらにてオークションで落札。9053円。
2012年5月7日抜栓。コルクにはワイン名、Vintageが刻印されていました。非常にしっかりとしたコルクで液漏れはありませんでした。グラスはリーデルボルドータイプを使用しています。色は、非常に濃いパープル。いかにに抽出しましたッテ感じの色です。艶があります。香りはそんなに高貴ではありません。また豊かでもありません。しかし、ブルーベリー(娘さん談)、チェリー、チョコレート、ココアといった香りでしょうか。ややハーブ系の香りもします。新鮮な野菜の香りも感じました。スワリンしてもあまり香りに変化はみられません。味は、やや低めの温度では、以外にもあっさりとしていて、しかし舌にまとわりつくような感じです。酸味も程よく感じますがインキーな感じがします。タンニンはまだ若いためと思われますが、結構しっかりとしています。しかし決して渋いことはなく、程よい渋さといった感じ。喉にサラサラと流れていきます。温度上昇と主にやや複雑味が出てきました。アフタも程よく鼻の奥を指摘してくれます。どっか〜んといったニュアンスはあまり感じませんが、飲みやすく、飲み飽きしないワインだと思います。
2日目、グラスに注いだとたん、山葡萄の香りが溢れてきました。味わいも昨日よりも濃淡がはっきりしたというか、濃くなったというか、密度が増した印象です。これは時間をかけて開かせるワインだと思います。3日目、ますます香りがたってきました。まさにフルーツ爆弾的な広がる香り。マンゴーのような南国フルーツ系の香り。味わいも果実の甘さがどっかーんって感じでとても良くなりました。いやいやワインってのは本当に難しい、しかも面白い!