Le Macchiole Paleo 2006

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セパージュ:カベルネフラン100%

LIQUOR WORLDよりオークションで落札。6800円。
2012年5月15日抜栓。コルクにはVintage PALEOの刻印がありました。しっかりとしたコルクで液漏れはありませんでした。グラスはリーデルボルドータイプを使用しました。色は濃いパープルルビー。ちょうど良い頃合いの色合いだと感じました。グラスの脚は結構な粘稠度を感じさせます。香りは松脂、木の香り。その奥にベリー系の酸味を感じさせる香りがほのかにします。樽香もあり、バニラのような甘さを若干感じます。独特な香りですが、奥行きを感じさせる香りです。スワリングでもさほどニュアンスは変わらず。時間とともにややミント系の香りがほのかに混ざってきます。娘さんは茄子に醤油をかけた匂い、と言っていました。そうそう、焼き茄子の香りがしますね。味わいは、香りの要素が全て味になっている感じ。あと、インクのニュアンスもあります。タンニンはまだ少し荒っぽい顔を見せていますがそれでも味わいにアクセントを与えています。ちょっと舌にざらつきを感じます。アフタは結構長く、どんよりとした甘さを感じます。全体的には硬い味わいです。たしかに金属的なニュアンスも香り、味ともに感じます。鉛といわれると、たしかにそんな感じです。味わいにも焼き茄子の要素を感じます。ハンバーグと一緒に飲んでみましたが、意外とマリアージュOKです。ワイン単独でも充分楽しめます。2日目、ぜんぜん変わりません。むしろ、昨日よりも、香りの硬さがとれてフランボワーズの香りが強くなっています。味わいも全然変わらず美味しくいただけます。3日目、全然落ちていませんね〜。味わいも果実甘味が増しています。ベーシックなところは、変化ありませんが大変飲みやすくなっています。勉強になるな〜。