Chateau Fourcas Dumont 1995

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セパージュ:メルロー 50%、カベルネ・ソーヴィオニオン 40%、プチ・ヴェルド10%

2012年9月9日抜栓。コルクにはシャトー名、Vintageが刻印されています。状態のようコルクで、液漏れもありませんでした。グラスはリーデルボルドータイプを使用。色は結構濃いルビーガーネット。まだ若干フレッシュ感が残っている感じです。のっけから香りがしてきます。カシス、インク、カカオの香り。スワリングすると若干ピーマンっぽい要素が感じられました。娘さんは最初「学校の印刷用紙の匂い」と言っていました。その後、スワリングしてからの香りは「ブルドックソースの匂い」だそうです。あんまり期待しないで開けましたが、なかなか重めのいい香りでびっくりしました。徐々にバニラ香もあり、ハーブの香りも感じます。口に含むと、最初のアタックは優しく、カカオの甘さが口に広がります。タンニンはちょうど飲みやすい引っ掛かりのない、でもちゃんと、ここにいますよ〜って存在しています。最後に黒葡萄の味わいがすこし喉の奥から流れて消え、そこそこアフタが楽しめます。もう少し時間をかけて飲んでみます。40分くらいしてからは、味にふくらみが若干出てきました。結構味わい落ちるかな〜と思ったけれど2時間くらいしてもへっちゃらでした。なかなかポテンシャルのあるワインです。薄切り牛肉の塩とプラックペッパーで炒めただけのシンプルな料理と合わせましたが、これ、すげーいいマリアージュでした。全然期待していなかった分、いい意味で裏切られました。どちらかというと、マルゴーちっくな暖かい、優しい感じのワインです。