Cheval des Andes Cheval Blanc and Terrazas de Los Andes Mendoza Argentina 2006

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニヨン60% マルベック40%ですが、2004年以降はマルベックの比率を上げて、プティ・ヴェルドを少し(5%)加えているということです。

2012年9月18日抜栓。コルクにはVintage,Wine名が刻印されています。しっかりとしたコルクで液漏れなし。グラスはリーデルボルドータイプを使用しました。色合いは、もう青紫そのもの。とても力強い色合いで、しかも奥行きを感じます。光にかざすと綺麗なルビーに見えます。脚は半端無く粘性の高い落ち方をしていました。香りの印象は、まず黒果実、青野菜の香りを感じました。ママちゃんはお花の香りと言っていました。10分ほどで花開いてきて、カラント(カシスって書かないでカラントっていうのもおしゃれですねぇ)、ダークチェリーの香り、ハーブの香り、バニラの甘香等々複雑な香りです。しかし、とても心地よい。香りの中に暖かさも感じます。さらにグラスからは巨峰のようなブドウの甘い香りがほんわり漂ってきます。娘さんには、「ホコリ臭い匂い、梅しぐれ(山形のお菓子です)の匂い」と表現していました。色や香りから、濃い目の味わいを予想していましたが、何が何が、これは上品でとても軽やかな味わいです。タンニンは決して渋くなく、しかし、口のな全体にワインを広げるとしっかりと歯茎にタンニンを感じ、主張しています。味の中で芯になっていて力強さも演出しています。時間とともに赤果実系の味わいが混ざってきます。これ、アルゼンチンのマルベック系に感じることが多いんですが、ラズベリーのコンポートっていうか、そんなニュアンスの味わいを感じました。いま、セパージュを見ましたが、やっぱりカベソーとマルベックが主体でした。これは、たしかに美味しいです。2時間半くらい立ってくるとスモーキーなニュアンスも出てきます。値段相当とおもいます。さらなる時間経過で若干鉄分を感じました。さて、残りはハーフボトルに入れてバキュバン
2日目、ほぼ変わることなく楽しむことが出来ました。ポテンシャル高し!