TAKIZAWA Pinot Noir 2011

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-832.html

セパージュ:ピノ・ノワール100%
ワイナリーホームページより購入。4000円。

2012年10月4日抜栓。コルクには何も書いて有りません。グラスはリーデルブルゴーニュタイプを使用しました。結構澱あってデカンタしたんだけど、まだ澱が落ち着いていなくってよけきれなかったです。アルコール度数11度。色は薄めのルビー。すでにルビーの色合いです。脚は強くなくサラリとしています。香りは、木蓮、木苺の香り。柔らかい感じの香りです。スワリングすると、表現悪いですが黄色のタクワンを連想させる香りもあります。決して変な香りではなくあの甘酸っぱさが感じられます。少しすると薄めのいちごジャムの香りがしてきました。口に含むと一発目に甘さを感じました。ちょっとぼやけた感じですがベリー系の甘さを感じ、その次に若干の酸味を舌に感じます。タンニンはあまり感じず、口の中全体に広げると、ややセメダインのニュアンスが感じられました。ミネラル感もあり飲みやすいワインですがややインパクトに欠けます。ちょっと単調ですが柔らかい印象のワイン。時間とともにやや酸味が出てきましたが、もう少し酸味があってもいいと思います。抜栓4時間くらいすると、程よい酸味が表れてきました。まだVintage的に早かったのでしょう。今開けるとすれば早めに抜栓しておいたほうがいいと思われました。