Chateau Potensac 2008

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金沢マル源酒店よりオークションで購入。2000円。
セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロー25%、カベルネ・フラン15%

2012年10月1日抜栓。コルクにはシャトー名、Vintageなど刻印されています。液漏れなし。グラスはリーデルボルドータイプを使用しました。色はパープルルビー。比較的濃い色でエッジもしっかりとしています(当たり前か)。脚は中等度の粘調度。グラスに注いでからの最初の香りは、葉巻をイメージしました。グラスに鼻を近づけて香りを見るとブラックカラント、ミント、ピーマン系の青野菜の香り。スワリングで紫キャベツをイメージする香りになります。タバコのような香りは最初グラスから溢れてくる香りだけで、ワインそのものの香りを見た時にはあまり印象にありません。ビターなカカオの香りも感じました。娘さんは「パン、酸っぱい匂い」と言っていました。口に含むと、思いの外濃厚で、しっかりとした味わい。タンニンはまだまだフレッシュで歯茎にもしっかりと感じます。アフタにはハーブが感じられます。ややビターというか焦げた、タバコを思い起こさせるようなフレーバーが中間くらいに感じられます。値段の割になかなか複雑な味わい。そして、最後にブラックコーヒーの要素がありました。これはオークションで落札した以上の味わいだと思います。セパージュを見ると、思ったよりもカベソーの割合が多かったです。青野菜のニュアンスはカベルネ・フランから着ていると思いました。
まえに'99を飲んでいます。その時のブログはこちら
少しこってりとした食事とわせるとピッタリだと思います。雪印の6pプロセスチーズと合わせると、これが意外といいマリアージュで、ワイン自体の果実味が強調されて美味しくいただけました。
2日目、酸味が強くなったのと、樽香が強くなりましたが、程よく美味しくいただけます。