Brunello di Montalcino Poggio di Sotto Vendemmia P Palmucci 2005

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セパージュ:ブルネッロ(サンジョベーゼ)100%

エノテカ・シャトー蔵出しワインより2本購入。13500円。
抜栓日:2012年12月25日
コルク:比較的長いコルク。ワインのエチケットに書いてあるトレードマークとPoggio di Sottoが刻印されています。しっかりしたコルクで、液漏れはありませんでした。
グラス:リーデルボルドータイプを使用。

色:結構濃いガーネット。エッジもしっかりとしています。ディスクはそんなに熱くありません。
脚:結構な粘調度で、細い脚がすぅ〜っと落ちてきます。

香り:なめし皮、肉の香り。タバコのニュアンスもあります。最初はん?と思いましたが時間とともに香りが開いてきます。紅茶、ハーブの香りもしてきます。娘さんは開口一番「トマトの皮の匂い」と言っていました。そんなニュアンスも確かにあります。徐々にトリュフの香りが強くなってきました。とてもいい香りです。

タンニン:なかなかタニック。まだフレッシュさののこるタンニンですが、ぜんぜん攻撃的ではありませんがパワフルだな〜。歯茎にも渋さを感じますが、許容範囲。もう5年くらいして熟れるともっとすごくなるかも、という印象です。

味:一口目、果実味あふれる豊かな味わい。酸が程よく存在して、タンニンとともにアーモンドのような甘味が口いっぱいに広がります。複雑な味わいを感じ、喉の奥に染み渡るように流れていき、その後、アフタに紅茶やシナモンのニュアンスが溢れでてきて、結構長く余韻が残っています。一口目おもわず、「うまい」と言ってしまいました。うちの奥さんも口に含むなり「美味しい!」とひとこと。かなり味わいに深みがあって、ぜんぜんいまからでもOKですね。
奥さんも言っていましたが、ほんと味わいが優しいんです。ほんわかとしていて柔らか〜いニュアンスの味わいです。タンニンがパワフルなんですがきめ細やかで、なかなか体格がよくがっしりとしているんですがジェントルマンの味わいです。豚肉のパテと合わせるとマリアージュばっちり。もちろんワイン単独でも全然美味しくいただけちゃいます。意外だったのはねじり揚げとの相性も良かったです。

驚いたのは、娘さんと奥さんに「どこのワインだと思う」とブラインドで聞いてみると、娘さんが間髪をいれず「イタリア」と答えたのでした。超びっくり!!上手く育っています。