Nuits St Georges 1er Cru La Richemone Pernin Rossin 1999

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セパージュ:ピノ・ノワール100%


MARUYAMAYAより2本購入。7875円/本
抜栓日:2013年3月9日


コルク:比較的しっかりとしたコルク、ドメイン名とVone Romaneeと刻印されています
液漏れ:コルクの9/10まで染みていました。明らかな液漏れは見えませんでした。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。


色:結構深めのガーネット。ズシンと重たい色合いで引きこまれそうな印象です。
エッジ:しっかりとしています。
脚:中等度の粘調度
ディスク:そんなに厚みがある方ではありません。


香り:抜栓食後はやや還元的な香りでしたが、すぐに消えました。ブラックベリー腐葉土、キノコの香り。綺麗な香りで、さすが1級といったところでしょうか。また、しっかりと大地の香りがします。スワリングで、のこりの還元香が出て来て、その後、トリュフ、きのこ出汁の香りがしてきます。なかなかこれは良い香りですね。時間とともに香りがグラスから溢れてきます。娘さんは人参とラム酒の匂いがする、と言っていました。


タンニン:タンニンはほとんど溶け込んでいます。とてもシルキーな、でも力強い。


味:酸と果実甘味が絶妙なハーモニーで口の中に広がり、何の雑味もなく喉の奥に流れ込んでいきます。その後にのこる余韻をそこそこ長く感じます。けっこうなミネラル感があって、いま、まさにドンピシャのタイミングだと思います。これは美味いなぁ〜。このミネラル感がVVの所以なんだろうか?
時間とともに味わいもなかなかエキゾチックなニュアンスに変化していきます。うちのママちゃんは「とっても優しい女性的なワインだわ」と言っていました。
 
2日目、香り、味ともに変化なく、とても美味しくいただけました。なかなかポテンシャル高いと思います。