Vigneto Gallina Barbaresco La Spinetta 2005

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セパージュ:ネッビオーロ100%


ゆはらよりオークションで落札。7550円。
抜栓日:2013年3月20日
コルク:しっかりとしたコルク、54mm。LA SPINETTA CASTAGNOLI LANZEと刻印されていました。
液漏れ:4/5くらいに染みています。液漏れなし。外の鉛の封がめっちゃ硬かった。
グラス:リーデルボルドータイプを使用。


色:比較的濃いルビーガーネット。透明感があります。まだまだフレッシュな色合いです。
エッジ:ややガーネットのほうが強い感じの色です。
脚:そこそこ粘調度あります
ディスク:ちょっと厚みがあるようにみえます。


香り:グラスに注いですぐにみたときには、かすかなバラの香り。そしてそのあと、茸の香りがします。ハーブ系のすっとするニュアンスもあります。杉の香りもちょっとしますか。スワリングによりドライイチジクのような甘い香りが主となりました。全体的に茶色いニュアンスの香り。
2日目はそんなに香りが立ちませんでした。

タンニン:しっかりしたタンニン。けっして暴れた感じではありませんが、口全体にワインを広げると、しっかりと歯茎まで渋みを感じます。

味:最初に、まずは酸を認識します。そのあと、タンニンの力強さを感じ、茶色い甘さがほんのりと出てきます。うちの奥さんは、「なにか口の中にのっぺりとはりつくような感じ」と言います。イタリアのワインを飲むときにそういう表現をすることが多いです。タンニンが強いワインを飲むとのっぺりとした感じがしますが、渋いと言わない時も、そういう表現をすることが多いので、ぶどう品種によるものなのでしょう。
余韻はそこそこ長く、ミネラル感も思ったよりも感じます。
おそらくタンニンの感じからするともう5年くらいおいておいても良かったかもしれません。でも、いまでもいい感じで飲むことができます。エレガントなワイン。
2日目はあまり全体的な変化なく、ちょっと酸がつよくなったかな?と思いました。結構アルコール感のあるワインです。