http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-352.html
セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロ40%、カベルネ・フランとプティ・ヴェルド5%
抜栓日:2013年6月2日
コルク:結構長めのコルク。シャトー名、Vintage、AOCが刻印されていました。54mm
液漏れ:染みほぼなし。液漏れなし。
グラス:リーデル・ボルドータイプを使用。
色:けっこう濃いルビー。
エッジ:エッジは、まだしっかりと色づいていますが、若干オレンジ色がかっています。
脚:そんなに粘調度はつよくありません。
ディスク:そんなに厚みはありません。
香り:紅茶、きのこの香り。杉の木の香りとともに熟成香が最初にアタックしてきます。杉香はすぐに鳴りを潜めました。スワリングすると、どこかハーブ系の香りもしてきますが、酸の効いたやや甘ったるい香りがしてきます。娘さんは「パンにハスカップジャムを塗った匂い」と。なるほど、ハスカップの香りもありますね。勉強になりました。
タンニン:しっかりとタンニンは存在していますが、ほぼ溶けていて、ワインに力強さは与えていますが、シルキーな感じです。
味:ハスカップ系の酸味があり、出汁の要素も出ていて、程よい古酒の状態。味の密度はそんなにないものの、素直な味わいだと思います。後の方にミネラル感が現れます。しかし、ちょっとばかりヨウ素のような味わいが出てきて、熱劣化がちょっとあったかな〜という感じもありました。さすがに2時間くらいで、酸化してきたか、酸が強くなり、味わいもほそぼそとしたものになってしまいました。もう10年くらい早く飲んでいたほうがよかったかもしれませんが、ACオー・メドックでこのくらいたっても飲めるってのが凄いな、と思います。
【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_メッセ入力】[1993] シャトー・ソシアンド・マレ 750mlChateau ... |