Savennieres les clos de la Coulee de Serrant Domaine Nicolas JOLY 2006

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-850.html

セパージュ:シュナン・ブラン100%
 
うきうきワインの玉手箱より1年くらい前に購入。6480円。
抜栓日:2013年9月5日
コルク:ワイン名、生産者名が刻印されています。50mm。
液漏れ:なし(とおもいます)。キャップシールはきちんと回りました。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。
 
色:とても濃い麦黄色。艶やかで濃厚な色合い。すごいな。
脚:かなりトロ〜リと脚が流れてきます。結構な粘調度が伺えます。
ディスク:けっこう厚いディスク。
 
香り:最初13度で抜栓し、グラスに注ぐとほのかな蜜の香りがしました。そのまま10分ほどおいておくと、黒蜜、林檎のコンポート、シナモンの香り。これらの香りが立ってきます。娘さんは、最初に「濃いね、これ」といった後、「お湯に蜂蜜を溶かした匂い」と実に的確なことを言っていました。温度が上がってくると、どんどん香りが舞い上がってきます。もう何だかよくわからない、そば粉、とかカラメルとか、複雑な香りで、濃厚のひとこと!
 
味わい:独特な酸と、カラメルの煮詰めたあとの苦味のような味わいがあり、蜜のニュアンスを下に感じながらも、決して甘いことはないです。ミネラル感が半端無く口の中に広がります。とても密度の集中した味わいなんですが、さりとてしつこいわけでなく、思いのほかさっと喉に流れていきます。その後の余韻には香りの要素に似た感じのアフタが鼻の奥に抜けていく感じ。ん〜、美味いとかうまくないとかそういう範疇じゃなくて、飲み物としていいんじゃない?ッて感じですかね(うまく表現できない)。
うちのママちゃんは、「これワインじゃないみたい」と言っていました。変人が作ったんだとおしえると、「やっぱり〜、なんか、変なこだわりのあるワインだって感じがする。作り方とかなんかすごくこだわっているんでしょ」とすごく的確なことを言っていました。なんにも教えていないのに、すげーな。

ニコラ・ジョリ、初めて飲んだんですが、この跡の変化を明日以降見てみたいと思います。

2日目、ほぼ変化なく、コンポート系の甘い香りがして、味わいも変わりありません。
3日目、若干香りが弱くなった程度で、美味しくいただけます。