Vosne Romanee La Croix Rameau J Cacheux 2007

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
 
ゆはらよりオークションで落札。7,750円。
抜栓日:2013年9月7日
コルク:長めコルク。50mm。ドメイン瓶とVintageが刻印されていました。
液漏れ:ほぼ完璧な状態。染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。
 
やや低めの温度で抜栓しました。
色:薄めのルビー。ややくすんだ色合い。ちょっと折り入っちゃった。
エッジ:エッジは、ほんのちょっとだけ薄いかな?って程度でしっかりルビー色です。
脚:中等度の粘調度。
 
香り:注いだすぐには、キノコ、腐葉土の香り、なかなかのスパイシーなニュアンスを感じました。少しおいておくと、奥の方からラズベリーの香りが覗いてきます。しかしながら、全体的にはやや内向的な閉じ気味のかおり。時間とともにベリー系の香りが強くなってきます。娘さんは一番最初「ゆでたまごの匂い」と言い、時間が立ってからもう一回みてもらうと、「キノコ」とボツりとつぶやきました。1時間ほど立ってきてからスワリングすると、もう大地香がぷんぷんでこれがまた心を沈めてくれますね。このくらいで開いてきた感じです。
  
タンニン:渋さはなく、上質なタンニンが溶け込んでいます。
 
味:果実系の甘さを先に感じます。次に上品な酸があって、舌の上を流れて行く時には、けっこうなミネラル感を感じました。とにかく、果実甘味がかなり前面に出ています。でも、ただ甘いだけじゃなくて、このミネラル感がアクセントとなって、飲み物としてとてもまとまっています。つやのある飴玉をなめているような感じ。徐々に紅茶のニュアンスが出てきます。これとあう料理ってなんだろうか? ぜんぜんワイン単独で楽しめちゃう、妖艶なワインですね。