Nuits Saint Georges Les Cailles Domaine Robert Chevillon 2006

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セパージュ:ピノ・ノワール100%

割田屋より購入。7990円。
抜栓日:2013年9月11日
コルク:長めコルク。50mm。製造元瓶詰めとVintageが刻印されていました。
液漏れ:ほぼ完璧な状態。染みほぼなし。液漏れなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用。
 
13度で抜栓しました。
色:比較的こいルビーガーネット。つややかなきれいな色合い。
エッジ:エッジは、ほんのちょっとだけガーネットが混ざっていますが、全然しっかりとした色合い。
脚:なかなかの粘調度。
 
香り:注いですぐの時には、キノコ、土の香り。すぐに温度が上がってきて、ラズベリーのシロップ漬け、甘梅のかおり。しかし、10分ほどではまだ控えめな香り。これは時間かけて飲んだほうがよさそうだ。しかし香りはとてもピュアな香りです。そこに、トリュフっぽいニュアンスがちょこっと出てきました。スワリングするとその香りが強くなります。娘さんは「ポン酢の匂い」と言っていました。この表現、彼女は結構使います。更に時間が立って、徐々に香りが開いてきました。ブルーベリー、無花果の香り。結構甘い香り。しかし、その奥に程よい土の香があって、これはとてもいい香り。時間が立ってから、娘さんは「生クリームの匂い」と表現しました。ほぉ〜、なるほど。
  
タンニン:歯茎に刺激のあるような渋さは全然なく、しかし、シルキーさが、ちょうど出てきたという感じでしょうか、まだ力強さがしっかりとあります。とても上質なタンニンで、大地の力強さがあります。
 
味:もう、のっけから美味しい!の一言。ピュアな液体ですが、強さがあり、喉に流れるちょっと前に、梅肉のニュアンスが口の中にふわっ!と広がる、楽しい味わい。程よい酸がきちんとアクセントになっていて、しかも小梅の飴のような爽やかさが、ほんとほわっと口の中に広がるんです。ミネラル感もしっかりとあります。噛むと出汁が効いてるな~という感じ。NSGに感じているどっしり感、大地感はそんなに感じないんです。このへんはVintageによるんでしょうか。でも、美味いんです。きっちり作られています。ロベール・シュヴィヨン、やるなぁ〜。
 
がんばって2日目まで残してみました。やっぱりポテンシャルのあるワインは違います。まったく変化なく、美味しくいただけました。