清見 十勝ワイン 2008

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セパージュ:清見

生協アモール店で購入。2,480円。
抜栓日:2013年9月22日
コルク:十勝ワイン汎用コルク。
液漏れ:なし。
グラス:リーデルボルドータイプを使用。
 
色:比較的薄い臙脂色。ガーネットよりもエンジ。グラスに注ぐとその集合体としての液体の色合いです。
エッジ:しっかりとしてます。
脚:さほど粘調度を感じません。
 
香り:抜栓直後、やや硫黄臭ありましたが、徐々に消えていきました。卵の白身、土の香り。その後時間とともにグスベリ、山葡萄の香りがしてきます。やや酸が強いニュアンスがあります。
  
タンニン:強いタンニンを感じません。ただ、歯茎に行き渡らせると、それなりに渋みはあります。
 
味:かなりフレッシュな酸が口の中に広がります。グスベリの未熟な感じ、レモン果汁の酸、まだVintageが新しいせいでしょうか。2005の時にはここまでの酸は感じませんでした。その後、枯れ木、山葡萄のニュアンスがほんのりと口の中に広がるミディアムボディーの味わい。
この日は豚ロースの塩コショウ炒め、わかさぎの天ぷら、インゲン・ピーマンの天ぷらなどと合わせました。この酸は、油を口の中から綺麗に洗い流してくれます。なので、ジンギスカンとの相性が良いと言われるのでしょう。ワカサギの天ぷらとのマリアージュもなかなかなものでした。
これで、値段がもっと下がるとデイリーワインとしてもっと普及するんじゃないかな~と思いました。