Bodegas Breca 2010

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セパージュ:ガルナッチャ100%
 
ワインセラーパリ16区より購入。2,380円。
抜栓日:2013年11月16日
コルク:Brecaの刻印。
液漏れ:シミあり、液漏れあり(;_;)
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
 
色:かなり濃い目の、ルビーパープル。というか、ほとんど紫色。深いながらもフレッシュな色合いで艷やかです。グラスのそこは見えません。
エッジ:しっかり、タップリと色づいています。
脚:結構な粘調度。ディスクも厚いです。
 
香り:濃い香り。プルーン、ブラックチェリー、カカオの香り。黒糖のような感じもあります。とても濃い。スワリングするとスパイシーなニュアンスも出てきます。なかなかいい香り。また、オリーブのちょっと塩っけのある感じの香りもあります。時間がたってもぜんぜんへこたれませんね、これ。娘さんは「オイスターソースの匂い。ポン酢の匂い」と表現。なるほど、わかるわそれ。そんな感じ、あります。スペインの濃い系のワインの香りですな。
 
タンニン:歯茎というより頬の粘膜にまとわりつくようなフレッシュなタンニン。しかし、このタンニンがコーヒーの苦味のような要素を作り出しています。これがこなれてくるとまた面白い味わいになりそう。
  
味:とても、濃い、深煎りコーヒーのような感じ。密度の濃い味わい。果実味というか、紫の果実を絞り出したというか、そんな味わいで、しかし、とても綺麗にのどまで流れていきます。ミネラル感もそこそこしっかりとしています。アフタにもややスモーキーなニュアンスと、熟した干しぶどうのような感じが混ざりあって、鼻の奥に、結構長い間舞い上がってきます。口の中にのっぺりとした感じがありますが、決してしつこくないです。ママちゃんは、これ飲んで、「スペインのワイン」と即答! いやいやびっくり。ある意味なにも教えないで飲ませているので、彼女のブラインド力は半端ないかもしれません。
今日は、北斗ポークのロースを味醂と醤油で味付けして焼いて食べたのですが、これ、マリアージュよかったです。むしろ、ワインのほうが強かった。脂っぽい料理でも、ぜんぜんワイン負けないと思います。

液漏れ、なんのその、ってかんじです。

2日目もほぼ変わることなく美味しくいただけました。