Yamazaki Winery Pinot Noir 2010 Black label

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
 
山崎ワイナリーさんから購入。3,570円。
抜栓日:2013年11月20日
コルク:山崎ワイナリーのコルク。
液漏れ:液漏れなし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色:比較的薄めのガーネットルビー。森さん風にいうと、明るめのチェリーレッドかな?
エッジ:若干グラデーションありますけど綺麗に色づいています。
脚:中等度の脚。思いのほか粘調な気がします。残糖多いのかな?
 
香り:最初は若干の還元香とともに、森の香り。草の香り。土の香がありました。徐々につややかな香りが出てきてラズベリー、ストロベリーの香りがしてきます。さらに時間が経つと若干のキャンディーっぽさがありますが、キノコのようなニュアンスも混ざります。そして2時間30分ほどすると巨峰味のキャンディーの香りがしてきました。
 
タンニン:頬の粘膜にくっつくようなフレッシュなタンニンがありますが、渋みはありません。
  
味:大地の味わい。土のニュアンスを最初に感じました。その後、ベリー系の果実味が現れます。ミネラル感が結構感じられます。出汁のニュアンスもありますが、酸がやや弱い印象です。最後の方にミンティーな爽快感を感じます。アフタはあまりありませんが、山崎ワイナリーに行った時の畑の風景が思い浮かぶような、そんな印象の味わいです。3時間ほどで、酸がちょっと前面に出てきました。また、後味に若干の苦味があります。全体的な味わいにはまだまだ複雑さはありませんが、北海道のピノ・ノワールの一つの表現形として美味しくいただけます。小栗旬がCMでやっている白菜とばら肉の鍋(今日は白菜ではなくキャベツになっちゃったけど)をポン酢で頂きましたが、持論ですがやっぱりポン酢とピノって相性あうと思うんですよね。