Evenstad Reserve Willamette Valley Pinot Noir Domaine Serene 2010

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
タカムラより購入。7,119円。
 
抜栓日:2014年4月19日
インポーター:オルカ・インターナショナル
コルク:Domaine名、Vintage、トレードマーク、URL、電話番号が刻印されていました。49mm
液漏れ:なし
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色:やや暗めのルビー。濃い目の色合いですが透明感があります。
エッジ:エッジにはややパープルの要素が見えますか。
脚:中等度の粘張度
 
香り:アメリカンチェリー、いちごジャム、ブルーベリー、ブラックベリーの香り。徐々にややバニラ香が出てきますか。ちょっと時間が立ってくると、なかなかスパイシーな要素も見えてきます。スワリングすると、軽い出汁のニュアンスがあります。土の要素も感じられて、なかなかいい香り。娘さんは開口一番「カレーの匂いみたい」と言いました。スパイシーさを感じ取っているんだと思います。
 
タンニン:歯茎がしびれるようなタンニンはありませんが、後にジワーっとくるタニックな余韻。ちょっとだけトゲトゲしている感じ。十分室の高さは感じられます。
 
味:酸がしっかりとしていて全体が閉まっています。基本ジャミーな味わい。後半若干口がしびれるような感じを受けます。とても果実味が豊かで、まさに完熟したでしょ、これ!というイメージです。ミネラル感も結構感じられます。この手のワインはともすれば、ベタッとした野暮ったい感じになることがありますが、酸がうまく全体を占めている感じです。ちょっとばかり温度が上がってくると、後味に苦味のような感じが出てきました。