Bourgogne Domaine Robert Sirugue 2011

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
 
キタザワより2本購入。2,793円。
インポーター:ジャパンインポーテッドシステム
抜栓日:2014年5月11日
 
コルク:きれいな長いコルク。51mm。生産者元詰とブルゴーニュ、Vintageが刻印されていました。
液漏れ:なし。染みなし。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色:けこう薄めのルビー。しかし、かなり艶があります。
エッジ:エッジには仄かな紫があります。しっかりとした色合い。
脚:そんなに粘調度は感じられません。
 
香り:グラスに注いだ直後はすこ〜し、還元的な匂いがありました。その後、徐々にほのかに臭った硫黄香は消え、かわりにスミレの花の香り、ブルーベリーの香り、ストロベリーの香りがしてきます。なかなかスパイシーな要素も見えます。土のニュアンスも感じます。スワリングでは、全体の香りの要素はあまり変化ありません。ちょっと茎っぽい香りがあります。
1時間ほどで、たぶん全開、茎っぽさは感じなくなって、果実香が溢れます。
 
タンニン:渋さはまったくなく、エレガントなタンニン。
 
味:一口目から、びっくり! 雑味がなく、かなり目が詰まった味わい。ここにとても上質の酸があって、しかもそこにベリーの果実甘味があるもんだから、もう香水を飲んでいるようなイメージ。ACブルなの、これ?っていう感想です。たしかに、複雑味が弱いかもしれませんが、この液体はなんか、球体系のエレガントさを持った液体です。酸や果実味を口の中でキープしたまま、さぁ〜っとのどに流れていく、そんな感じのピュアさ。
ワイン単独で飲んで、旨いと思わせる、全然飲み疲れしないワインだとおもいます。いや、すごくいい!もう一本はあと5年後くらいに飲んでみましょう!