旭川のシェフ有志が集まって行われる、料理の共演!
7,8年前から、ル・ビストロ メランジェのシェフを中心に旭川で行われているイベントです。ここ2年ほど中断していたようですがが、本日、復活祭が行われ、参加させていただきました。
旭川でもこんな素敵なイベントが開催されているんです!
今回は
ル・ビストロ メランジェ 河原シェフ
ポ・プーレ 矢吹シェフ
ブラッスリー・サヴァ 北川シェフ
によるコラボレーション!
まさに Allez cuisine! でした!!
ますますのご発展をお祈り申し上げます。
さて、お料理のほうを!
まずはメニューです。
河原シェフの作品
ウェルカムスープ
新玉ねぎと下川のホワイトアスパラの冷たいスープ
ちゅーちゅースタイル
ウェルカム・ドリンク的な一品でした。一口口に入れた瞬間に玉葱の甘さ、ホワイトアスパラの香り、滑らかな舌触り。遊び心も満点で、この後の料理の想像をかきたててくれる一品です。
飲みかけの写真ですみません。
北川シェフの作品
真イカと山菜のタンバルオリーブと昆布のバヴァロア
黒にんにくのグリピッシュソース
美瑛産アスパラをスモークサーモン メロンとともに
このバヴァロアのソースが、ゼラチンに包まれていて、ナイフを入れてバヴァロアと混ぜると、まさに味わいが一体となって口の中に押し寄せてきます。このグリピッシュソースが、イカゴロのソースのような感じで美味いです。
サーモンのスモークが絶妙で、口の中でアスパラ、メロンとサーモンが一体となります
矢吹シェフの作品
カブのフランマルジェ
子羊のナヴァランに見立てて
カブがムース状になっていてとてもなめらか。緑のソースなんだっけな?
それぞれ単独でも美味しくいただけます。しかし、これらを合わせて食べるともう別世界になります。子羊の火入れはバッチリでまったく臭みもなく、ボリューム感満点!
河原シェフの作品
熟成鴨のケイジャン仕立てごま油風味のバルサミコソース
パプリカとお米のサラダ
塩とトレハロースで熟成させた鴨が絶妙。そこにバルサミコソースの、運ばれてきた時にほんわりとごま油の香りがただよい食欲をそそります。このサラダとなっているのは、お米を使い、お寿司の酢飯をイメージしたそうで、酢とは違いますが、とてもさわやかな酸味のある、ドライな感じのお米がバルサミコソースの酸と相乗効果で鴨肉と相性バッチリです。
矢吹シェフの作品
古典料理より若鶏もも肉のマレンゴ風
ナポレオンがとても好んだ料理のアレンジということでした。
本来は目玉焼きが乗るようですが、今回はスクランブルエッグがトッピングされています。若鶏の焼き色もよく、火入れが絶妙で、エビを使ったソースがとても良く合います(古典料理のほうではザリガニを使っていたそうです)エッグと一緒に合わせるととても優しい味わいになります。(マレンゴで検索するとナポレオンの話が出てきますよ)
北川シェフの作品
仏産シャロレー牛仔牛のシューファルシ
きのこのデュクセルと帆立貝のアンサンブル
ソーススープドカリー
シューファルシはキャベツの肉詰め。仔牛がまったく癖がなく、ほたて貝、きのこのデュクセルとの相性がいいです。この北川シェフ特製のスープカリーから作ったソースが、またいい塩梅の味を加えてくれました。
シェフたちの姿を激写!
とても素敵な会でした。