Chateau Montrose 1999

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セパージュ:カベルネ・ソーヴィニョン65%、メルロー25%、カベルネ・フラン10%
ヴェリタスより特価だったので2本購入。9,640円(税込)
 
抜栓日:2014年6月29日
インポーター:ワインプレスインターナショナル
コルク:Wine名、AOC、Vintageが刻印されていました。50mm
液漏れ:なし。染みなし。リコルク?
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
 
色:結構濃い目のルビーガーネット。中心部は向こう側は見えません。艶やかな感じ。
エッジ:エッジにもしっかりとした色付き。
脚:けっこうな粘稠度でたら~っと落ちてきます。
 
香り:抜栓途中より、甘い香りがしてきました。グラスに注いだ直後に香りを見ると、ややもっさりとした、ちょっと還元香ちっくな香りでしたがすぐに消失し、最初に杉の香り、バニラ香の樽香を感じました。そのまま少し置いておくと、つぎにブラックチェリー、カシスの香りがしてきます。とても濃厚なニュアンス。次第にミント系のハーブ香が混ざってきて、す〜っと鼻の奥に抜けるような感じになってきました。若干の塩分を思わせるような香りもありますか。スワリングによりやや樽香の要素が強く出てくる感じがあります。時間とともに、香りが精悍になってきました。
 
タンニン:まだまだしっかりとしていますが、歯茎を刺激するようなことはなく、とても良質な力強い、それでいてシルク感もあるタンニン。
 
味:味わいも非常に精悍な、ビシッとした味わい。酸がとても綺麗。しかも果実味がぜんぜん薄れていなくて濃厚な上質な果実味が口の中に広がります。余韻がとても長いです。飲んだあとに、神の雫ではありませんが、「おおおぉぉ〜」と言ってしまう感じ(笑)
いや〜、なんかかっこいい味わいだなぁ〜。まだまだタンニンに力があるので飲みなれない人だと「渋い」というかもしれません。でも、ほんと酸がとても綺麗、上質なので、するするとのどに流れていきます。エアレーションすると口の中に樽のニュアンスが広がります。ミネラル感も非常に上質。
2日目、香りの要素も味わいもほぼ変わることなくいただけます。むしろ味わいは昨日よりもパワフルに感じられるほどです。若干酸が強めな印象になっています。