Barolo Cappellano Otin Fiorin Pie Rupestris Nebioli 2005

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-1115.html

セパージュ:ネッビオーロ100%
ゆはらよりオークションで落札。5,556円。
 
抜栓日:2014年7月1日
インポーター:ラシーヌ
コルク:作り手のことが刻印されています。45mm。
液漏れ:なし。染みなし。
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
 
色:ちょっと薄めのルビーガーネット。かなり透明感のある感じです。
エッジ:エッジまでしっかりと色付いています。
脚:中等度の粘調度。
 
香り:最初温度低くあまり香りがたってきませんでしたが、流石に外気温が高いので程なく香りがでてきました。グスベリ、ちょっとヨード系の香り。ミントのようなハーブ香、腐葉土。そんな香りがします。スワリングでもそんなに香りの要素が変わりません。やや茎っぽい香りもあります。
娘さんは最初「埃っぽい」と言っていました。時間がたってもう一度みてもらうと「パスタに酢がかかった感じ」と表現。おぉ〜なるほど、お酢っぽいニュアンスたしかにありますね。師匠と呼ばせていただきます。
 
タンニン:渋さが歯茎に染みます! まだまだ荒々しいイメージのタンニンです。タンニンの質はとても上品ですが、パワフルです。しかし、食べ物と合わせるとこの力強さが鳴りを潜め、渋さも緩和されてしまいます。
 
味:きれのある酸があって、香りの要素がそのまま味になったような印象です。タンニンがフレッシュなのでとてもパワフルな感じがしますが、食べ物と合わせるとこの「渋み」が打ち消されていい感じになります。なるほど、バローロってこういう感じで王様って言われるんですね。勉強になります。さらに味わいに、自分のイメージとして黄土色〜褐色のイメージの味わいがあると思います。ネッビオーロの酸や味わいは、なかなか独特ですが、これが年数が経ってタンニンがこなれてくると、良くわからなくなってきます。まだまだ修行がたりないなぁ〜。