Bourgogne Rouge Maison Leroy 2009

http://wine0629.blog13.fc2.com/blog-entry-1560.html

セパージュ:ピノ・ノワール100%
ヴェリタスより2本購入。アウトレットということで購入しました。3,963円(4,280円)。
 
抜栓日:2015年5月27日
インポーター:ワインプレスインターナショナル
コルク:キャップシールを開けるとカビあり。50mm
液漏れ:わからず。キャップシールがちょっと変形していたので、おそらく浮いてそれを押し込んだんじゃないかと思われます。瓶の口まで色ついていました。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色合い:結構濃い目のガーネットルビー。ほんの少しガーネットの部分が見えます。グラスの向こう側に指がかろうじて見えます。
エッジ:エッジまでしっかりとした色合い
脚:中等度の粘性
 
香り:グラスに注いだ時には、かなりどっしりとしたイメージで、樽に由来するのか、木の香りのような、黒果実系のような香りを感じました。そう、ニュアンスとしては赤よりも黒といった感じ。スワリングしながらすこし時間をとって香りを見ると、土っぽさ、ミントのニュアンス、赤果実の香り、すこしシェリーのようなイメージを感じます。娘さんは、少し考えてから「白菜とポン酢の匂い」と表現していました。ママちゃんは、なんとなく倉庫のような香り、コンクリートっぽいような香りと表現。ちょっとブショネのニュアンスもあるのでしょうか。自分、ブショネ全然とれないんですよね。時間とともに、紅茶の香り、そこにリコリスっぽいニュアンスなど、なかなか複雑な香りです。温度の上昇とともに、それらの香りが一体となって押し寄せてくる感じ。あ〜、なんとなくこれがルロワ香か〜、という印象もあります。あれ?これACブルだよね。なかなか香りの要素としては複雑で面白いです。
 
タンニン:渋さはありません。ほどよい力強さを感じます。
 
味わい:よくいわれる09は酸が余り感じられない、とかいう感じはなく、なかなかしっかりとした酸があって、味わいの複雑さもそこそこ感じます。果実味は赤よりも黒果実を連想させます。アフタに甘草の甘さなんでしょうか、そんなニュアンスが感じられます。ACブルでも、ワイン単独でしっかりといただけちゃいます。アフタの長さはさほど長くはありません。程よい果実甘味が印象的です。

2日目、全体的なトーンが落ちていますが、それでも黒っぽい果実感、熟した果実のニュアンスなどが感じられ、酸もしっかりと残っていて美味しくいただけました。