Chateau Rauzan Gassies 2005

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セパージュ:カベルエ・ソーヴィニヨン62%、メルロー30%、プティ・ヴェルド3%、カベルネ・フラン5%
ワインダールより6本セットで30360円。単品だと7800円。
 
抜栓日:2015年12月24日
インポーター:ジェノス・ワイン・マーチャント
コルク:シャトー名、ヴィンテージが刻印されています。49mm。
液漏れ:全く無し。染みなし。
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
デカンタしましたが、澱はほとんどありませんでした。
 
色合い:濃い目のルビーガーネット。グラスの向こう側の文字は見えません。中程度の輝き
エッジ:エッジまでしっかりと色づいています
脚:中程度の粘性。
 
香り:最初やや閉じ気味でしたが、カシス、ブラックチェリーの香り。新しい木樽を連想させる樽香、ミントっぽいニュアンス、樹液の感じがとれます。スワリングすると熟したプラムのような香りと、ブラックベリーのニュアンスが混ざったような香りになっています。香り自体はそんなに華やかに香ってくるわけではなく、もうすこし熟成させたほうが良かったかもしれません。まだまだ若々しく、そんなに熟成香がとれません。
 
タンニン:けっして渋くはないのですが、それでもまだまだフレッシュでしっかりとしたタンニン。あと5年位するとシルキーさがでてくるのではないでしょうか。
 
味わい:酸はしっかりとしていて、味わい自体はとても良くまとまっています。そして、やさしいながらもふくよかな、丸みを帯びた印象です。アフタはそこそこ長く感じられます。カシスのニュアンスが鼻の奥にすーっと流れていきます。時間が経ってくると、スモーキーさやロースト感が混ざってきます。冷涼感をともなった黒い液体、というイメージでしょうか。洗練された果実味が印象的なワイン。