Black Queen Vieille Vigne Doamine Takeda 2012

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セパージュ:ブラッククイーン(ベーリー種(Bailey)とゴールデン・クイーン種(Golden Queen)から作られた交配品種)100%
小林酒店より購入。3,500円。
 
抜栓日:2015年12月28日
コルク:タケダワイナリーの刻印
液漏れ:なし。若干シミあり。
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。

色合い:濃いルビーパープル。紫の要素が強いです。輝きああり。
ディスク:中等度の粘性。アルコール度数11%
エッジ:しっかりと色づいています。
 
香り:樽香が最初に感じられました。ブラックチェリー系の紫のニュアンスを感じ、またヤマブドウの野性味溢れる感じがします。どことなく青野菜系の感じもありますか。香り自体は素朴な印象なんですが、どこかキリリッとシャープなイメージが残ります。土っぽいニュアンスもあります。
 
タンニン:なかなかしっかり目のタンニンでフレッシュ感あり。あと4,5年大丈夫な印象です。

味わい:酸が豊富で、とても素朴な味わい。余韻は中等度。決して複雑味があるわけではありませんが、どことなく和を感じるニュアンス。ミネラル感もそこそこ感じます。主体は酸で、脂っこいメニューのものと合わせると、口のなかがさっぱりすると思います。この日は豚ヒレ肉のひとくちカツと合わせてみましたが、なかなかのマリアージュでした。意外だったのはキャベツの千切りにマヨネーズと鮭節だし醤油で和えたのを合わせましたが、これまたドンピシャの相性だったことです。


2日目、酸がぐんと主張してきました。飲み口はさほど変わるものではありませんが前日よりもしっかりとした酸。3日目、あれ? この酸が穏やかになって、どこかメルロっぽいニュアンスが出てきました。旨し!