Chateau Beauregard 2005

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セパージュ:メルロ60〜70%、カベルネ・フラン30〜40%
ワインダールより6本セットで30360円。単品だと5500円。
 
抜栓日:2016年1月31日
コルク:シャトー名、Vintageが刻印されていました。
液漏れ:ありません。コルクには酒石酸がしっかりとついていました。
グラス:リーデルボルドータイプを使用しました。
 
色:比較的濃いガーネット。グラスの向こう側の指は殆ど見えません。
エッジ:ほぼ均一な色合い
脚:そこそこの粘性を感じます。
 
香り:最初ちょっと閉じ加減でしたがすぐに開いてきました。プラムや土ごぼう、鉄釘っぽさ、樽香はマイルドで、ブラックベリーや、ほんのりと青野菜系の香りも感じました。スワリングで、ちょっとピーマン香が強まる感じですが、基本プラムの甘さを連想させる果実香がメインです。どっしりと丸みを帯びが土っぽさが合わさっているってところでしょうか。
 
タンニン:けっこう円みを帯びた上質なタンニン。渋味はあまり感じません。
 
味わい:ビターな甘さを感じます。酸はしっかりとした豊かさを感じ、味わいに厚みがあります。アフタもそこそこ引っ張ってくれます。この厚みって、なかなか日本のメルローには感じられることが少ないように思います。なで肩の円みを帯びた味わいですが、素直に口の中から喉に流れていきます。ラムチョップと合わせるといい感じで、さらに、モッツァレラのわさび醤油との相性がとてもいいマリアージュであったことは特筆すべき点だと思いました。
2日目、ちょっと酸化のニュアンスが入りましたが、ほぼ1日目と変わらず美味しくいただけました。
中あけて4日目、あまり2日目とかわりません。しっかりとした味わい、土ごぼうのニュアンス。ベースがしっかりとしたワインだと思います。
5日目、さすがに酸化のニュアンスが強くなりましたが、ビターチョコの感じもしっかりと残っていて美味しく最後までいただけました。