Nana-Tsu-Mori Pinot Noir Domaine Takahiko Soga 2013

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セパージュ:ピノ・ノワール100%
 
抜栓日:2016年1月30日
コルク:DOMAINE TAKAHIKOとマークが刻印されています。
液漏れ:なし。若干シミがありました。
グラス:リーデルブルゴーニュタイプを使用しました。
 
色合い:やや薄めのガーネット。輝きはありますが、ややくすんだイメージ。
ディスク:ほぼ均一
脚:さほど粘性を感じません。
 
香り:最初結構閉じ気味な感じでした。それでも自然派のニュアンス、ほんの少しの酸化的要素を感じます。その奥に、チャーミングなラズベリー系の香りを感じました。時間経過で若干香りが出てきています。ストロベリージャムの香り、北海道のピノによく自分が感じるココア、紅茶系の香りも感じます。あ〜、さらに1時間位してから、グラスから離れていても透明感のある水飴のようなニュアンスの香りが漂ってきます。
 
タンニン:しっかりとしていますが、渋味はほぼありません。
 
味わい:酸が穏やかで、ミネラルを感じます。紅茶のニュアンス、昆布出汁のようなイメージ。イチゴジャム。アフタの透明感はとても素朴で綺麗なイメージです。余韻はおだやかな旨みが続くような感じ。温度が上がってからほんのりとした木の実のニュアンスも加わってきました。そして、梅羊羹っぽい果実甘味が癖になりそうな味わい。ただ、さほど味わいに厚みはありません。そして、酸化のニュアンスがちょっとばかり出てきます。さらに時間がたって紅茶っぽいニュアンス、腐葉土的な感じも加わりました。明日はどうなるのでしょうか?
2日目、ほのかな赤い実の香りが混ざってきました。ほか、スパイスや紅茶の感じは昨日と変わらず。酸がすこし主張してきていい感じです。余韻はさほど長くない。でも、グラスに入れてしばらくすると、お花畑の香りがほんのりと出現してきました。
3日目から本領発揮?! お花畑の香りが主となって、香りが広がっています。味わいにもお花のニュアンスがしっかりとのっています。
中あけて5日目、3日目のニュアンスにやや酸化的要素が加わった感じで、カラメルっぽい雰囲気が加わっています。初日よりも北海道ピノらしさがでていておいしいです。
6日目、さすがに全体的に参加のニュアンスが強くなり、お花畑の要素が弱くなりましたが、それでも酸もしっかりしていて美味しくいただけました。また、このくらいになると、いわゆるタカヒコさんのO-Lie(オーリー、澱)の状態になって、旨みがでてきました。