La Feuille Taru Bailey A Maruki 2013

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セパージュ:マスカット・ベーリーA
甲進社 大雅園より購入。2,320円。
 
抜栓日:2016年2月12日
コルク:
液漏れ:なし
グラス:リーデルのオーヴァチュアを使用しました。
 
色:深めのルビーパープル。濁りはありませんが、ずしんと沈んだ印象の色合いです。
エッジ:エッジまでしっかりと色づいています
脚:中等度の粘性。アルコール度数12.5%
 
香り:抜染直後はけっこう樽香、木の香りがありました。すこしすると、甘いストロベリージャム系の香りが出てきます。ジャミーなイメージと樽のイメージの融合。ジャム感はそんなにつよくはありません。ほんのりとバニラ香っぽい感じもありますか。ほどなく、また樽に支配された香りがきました。ほんのちょっとローストした感じのニュアンスがあります。なんていうか、うまく化粧したな〜、って感じがします。

タンニン:渋味はほとんどありませんが、繊細なタンニンはしっかりと主張しています。
 
味わい:まさにブルーベリージャム。そして、すっと酸が口の中に広がり、木のニュアンスがあとに残ります。ジャムの余韻が感じられます。軽めですが酸がしっかりとしているので、キャンディー感がしつこくなく、美味しくいただけます。樽との相乗効果なのか、円みを帯びていてほんわかとします。ライト〜ミディアムボディー。


2日目、全体的にとてもまとまった感じに変化して、生食のマスカット・ベーリーAをほおばっているような味わいになっています。昨日よりも甘味が主張しています。樽のニュアンスも残っていますが昨日より溶け込んだ感じ。2,3年後に飲んでみると面白いかも。
3日目、あまり昨日と変わらず、MBAの甘さはしっかりと出ていますが、コクもあり美味しくいただけました。
4日目、酸化のニュアンスが前面に出てきましたが、それでも美味しくいただけます。あらま、MBA、侮るべからず!