Vivera Martinella Etona Rosso Nerello Mascalese Nerello Cappuccio 2012

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セパージュ:ネレッロ・マスカレーゼ80%、ネレッロ・カップッチョ20%
Vino Hayashiのイタリア土着品種研究会の教材。3,500円前後
 
抜栓日:2018年7月4日
インポーター:モンテ物産
栓:天然コルク。やや柔らかめのコルクでした
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました
 
色:やや薄めのルビーガーネット。ガーネットの要素が強いです
エッジ:エッジはガーネット。中心部にややルビーが残っている感じ
脚:比較的豊かな粘性を感じます。
アルコール度数:14%(げ、そんなにあるんだ!)
 
香り:抜栓後、樽香がやや支配的でしたが、すぐに、赤黒い果実の香りがあがってきました。なんていうか、ほろ苦いニュアンスも。すこしグスベリっぽい印象もあります。そして、ミントのような、ハーブのような、イタリアンパセリのようなスッとする香りがあります。残り香にそのニュアンスが強いです。やや甘さを連想させる果実の香りもあります。ん〜、あまり何も考えずに香りだけで判断すると、ちょっと樽の聞いたピノ・ノワールって言ってしまいそうです。ハーブのニュアンスにイタリアを連想させなければいけないかもしれません。
 
タンニン:非常にこなれていて収斂性はあまり感じません。上質なタンニン
 
味わい:ほどよい酸と、赤黒い果実の味わいが口の中に広がります。アフタが非常に長く感じられます。そして鼻の奥にハーブや白胡椒のニュアンスが抜けていきます。ママちゃんは、一口目で「おー、甘い」と言っていました。アルコールの高さによる甘味を感じているのかもしれません。果実甘味は残糖をあまり感じず、基本ドライな味わいです。どこか、ブドウの完熟〜過熟のニュアンス、干しぶどうの味わいがほんの少しだけ感じられます。
すき焼き風の牛肉の料理と合わせてみましたが、なかなかいいマリアージュでした。
このワイン、美味いですよ。