メランジェ→ルイーズ

今日は先輩とのディナーでした。
ル・ビストロ・メランジェです。

左から、ウニのスープ。緑のソースはなんだったっけな?あと、きゅうりが入っていて、ウニの濃厚さと、全体のさっぱりさがとてもうまくミックスされていました。
真ん中、前菜、イノシシのピカタとキッシュ。ま〜、味わいが濃厚で、またピカタが玉子とイノシシのマリアージュが最高でした。
右は、魚料理。イサキだったかな?手前のソースはムール貝のソースだったかな?これがキモのようで濃厚でした。クスクスとイサキの相性も食感が面白くておいしかった。


左がシャラン鴨! ソースがオレンジベースのソースで鴨との相性がクラシカルに絶品でした。
右がデザート。ショコラとバニラのミントゼリー添え。もうこの時点でお腹いっぱい。

飲み物はグラスでシャンパーニュ、白ワイン、赤ワインをいただきました。写真はありませんが、今日のシャンパーニュは、アンリ・ビリオのNV。ピノのフルーティーさが出ていて、シャルドネのバター感があり、美味しくいただけました。
白は、ルイ・ジャドのブルゴーニュ 2011。シャルドネのオイリーな感じがとてもシャープに感じて美味しかったです。
赤は、パランのブルゴーニュ 2009 思いのほかどっしりと土のニュアンスがあり、フレッシュな中にも中身が詰まった果実を感じて、鴨のオレンジソースといいマリアージュをしてくれていました。
 
 
その後ルイーズに移動して、今日はこの一本。

MグロのVR・クロ・デ・レア 2003。14度くらいから開始。最初、やや閉じ気味で、しかし、若干腐葉土っぽい熟成感を示しつつも、全体的には、まだまだフレッシュなベリー系の香りでした。時間とともに、香りが大きくなってきます。味わいが、Vintageの恩恵か、しっかりとした、かつ、シルキーなタンニンがあります。酸は強くなく、弱くなく、程よい感じで、すこし時間がたつと、ベリーの果実甘味がでてきます。しかし、熟しすぎてはいず、程よいミネラル感とともに、すぅ〜っと喉に流れ、とてもピュアな味わいを感じました。
やっぱりこのクラスのMグロはいいな〜。さすがモノポール




このあと、いっしょになった後輩に、ヴァルジーニ・ド・ヴァランドロー 1996をごちそうになっちゃいました。のっけから香りは、インキーで「メルロー」って感じ。やや樽香を感じます。飲みくちは、思った以上にタンニンがこなれシルキーになっていて、さほど濃ゆくはありません。が、緻密な味わいで喉の奥までグッと流れていく、やっぱりサンテミリオンだな〜という、美味しいワインでした。