セパージュ:キャンベル・アーリー85%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、メルロ5%
多田ワイナリーより購入。税込2,750円
抜栓日:2020年12月9日
栓:DIAM1
液漏れ:なし
グラス:シェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました
色:ルビーパープルで、淡めの色合い。濁りなし、輝きあり。
エッジ:縁にパープルの要素、中央部はルビー、ちょっとガーネット
脚:さほど粘性は感じられません
アルコール度数:10%
香り:まさにキャンベル・アーリーのような生食用の黒ブドウの香りとともに、紫紫蘇の香りが感じられます。アセロラ、クランベリー、ニッキ、ハッカの香り。香り自体は軽やかで溌剌としています。スワリングで薄口醤油のようなニュアンスも感じられます。
タンニン:収斂性はまったくなく、ライトなタイニン。むしろ白ワインに近い印象。
味わい:チャーミングな酸と、搾りたてのブドウ果汁。果実甘味もありますが酸がはっきりとしているので甘ったるい印象がありません。紫蘇ジュースのようなニュアンスもあります。中程度の余韻。口の中がとってもさっぱりとします。ライト~ミディアムボディー。キャンベル・アーリーを使ったワインはともすれば、ほぼほぼジュースのようなワインになりがちですが、これはカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローをあわせることで、軽い中にも、どこか落ち着いた印象の味わいが感じられると思います。夏はやや冷やし目にごくごくと、冬でも気軽に飲めるワイン。天ぷらと合わせてみましたが、殊の外口の中の油を流してくれて、いいマリアージュでした。