Testamatta 2004

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セパージュ:サンジョヴェーゼ85%、カナイオーロ15%
旨屋四季 さんよりオークションで落札。8000円。
2010年2月5日抜栓。コルクには”BIBI GRAETZ 2004”と刻印されています。液漏れなし。ややコルクに臭いがきつい感じがしました。ボルドータイプのグラスに注ぐ。色はルビー色、結構まだ紫が強調されていますが、比較的濃い色です。光に透かすと向こう側は見えます。綺麗な色。エッジはしっかりとしています。香りは、ラズベリーブラックベリー、木の皮。スワリングでりんご的な酸味系の香りが混ざってきます。娘さんはコルクの臭がするといっていました。自分にとっては不快な臭いではなかったのでブショネではないと思います。タバコのニュアンスもあるかな。そのうち、ややスパイシーな感じがする。とても複雑ですが、心地よい香りが続きます。5年以上の経過ですが、フレッシュ感は保たれていると思います。味は、最初、タニックな味がありますが、とっても上品なフルーティー感が溢れて、タンニンとのハーモニーが気持ちを高揚させます。奥様は渋くて飲めん!と言っていましたが、自分的には美味しいです。のどごしも非常に豊かで、その後喉の奥からベリー、バニラ的な要素が鼻の奥に広がっていきます。余韻が結構長い。アルコール感はさほど強くはありません。やや塩分の高いチーズとも相性はいいですし、自家製の食パンとも合います。フォカッチャとかをツマミにしてもいいと思いました。